《補助金+地産地港》コンテナ物流はメインポートと富山を選べる体制へ
- HP管理人

- 4月22日
- 読了時間: 4分
「とりあえずメインポート(京浜港や阪神港)で!」となっていませんか?
もちろんメインポートは不可欠ですが、物流費の高騰や2024年問題でトラックの手配が以前より難しくなっている今、こっそり見直されているのが
「地産地港(地元で作ったものは地元の港から!)」というスタイルです。
「そうは言っても、富山港(地方港)って不便なんじゃないの?」
そんなよくある疑問の”リアルなところ”を、今日はお話ししたいと思います!
🚢 船の便数とスケジュールの「ぶっちゃけ話」

「メインポートの方が圧倒的に船が多いでしょ!」
YES、全体で見ればその通りです。
ただ、いざ「特定の船会社のこの航路」
(海上運賃を取得してその船社で進めようというフェーズ)
と絞り込んでみると……実はメインポートでも「週1便」しか出ないこと、結構多いんです。
富山からも週1〜2便(韓国、中国、国際フィーダー)は定期的に出ています。
つまり、「使える便数」という点では、意外と大差がなかったりします。
さらに最近は、世界中で船の遅れが当たり前になっていますよね。
そのため、メインポートから直行便であっても激混みの主要ハブ港が絡んでいるダイレクトサービスは最終的な到着日には大差がないというケースが増えています。
(特に東南アジア。釜山、上海向けなら富山が圧勝)
「スケジュールに数日だけ余裕を持てる」なら、富山はめちゃくちゃアリな選択肢です!
💰 コストの真実と「最強の補助金」

純粋な運賃だけで比べると、メインポートの方が富山よりもコスト競争力が高いです。
(FCLはもちろん、少量のLCL混載便でも同じです)
しかし、ドレージやCFS作業を行う地元の会社のサービスや競争力は富山に軍配が上がるかもしれません。
メインポートの良さは、やっぱり「直行便(ダイレクトサービス)」がある事とどの船社でもいいから早く出荷したいという時の選択肢が多い事。
お急ぎの時は頼りになります。
では、富山の良さは何か?
前述の地元の会社が強いという事は勿論
見える距離で物流をコントロールできる
そして何よりも「全国トップクラスの手厚い補助金」です!
富山県は港の利用にすごく力を入れていて、新しく富山港を使ったり、他港から乗り換えたりすると(貨物単位)、貨物量に応じて最大200万円(1TEUあたり1万〜2万円)がキャッシュバックされます。 ベースの運賃が同じくらいなら、この補助金を使える富山ルートのほうが、トータルコストはガクッと下がります。
また、梱包費用やトラック運送料が対象の補助金。
大型案件に繋がりそうなトライアル輸送への超手厚い補助金(運賃、梱包を含む物流費の1/2)
という詳細を皆様にお話したい補助金もあります。
✨ 富山で通関して、メインポートから出す!?

「富山のメリットはわかったけど、やっぱりメインポートの直行便を使いたい」
そんな時でもご安心ください。ここからが山口物流のちょっと得意なところです。
実は当社の梱包工場は「保税蔵置場」になっています。
どういうことか……
富山で梱包して、富山で通関を終わらせて、そのまま「外貨」としてメインポートに運び込み、船に乗せる!
ことがスムーズにできちゃいます。
なにがメリットかというと、、、
① 通関がスムーズ(やはり近い距離でのコミュニケーションに勝るものはありません)
② 外貨搬入でないとCFSが受けてくれない時がある(特に危険品)
他にもいくつかありますが、メインはこちらです。
当社をご利用いただいているお客様からも好評を得ています。
🤝 結論:富山を「ゴリ押し」はしません!
ここまで富山のPRをしておいてですが、、、
「絶対に富山港を使ってください!」と無理におすすめするつもりは一切ありません。
物流に「これだけが正解」というものはないからです。
荷物の中身、どうしても間に合わせたい納期、そしてコスト。
そして海運は世界情勢に左右されやすいという事です。
定期的お送りさせていただいているメルマガでもご案内をさせていただいていますが、常にアンテナを張り、情報収集+分析をしているからこそ
状況によってメインポートを使うべき時もあれば、富山(地産地港+補助金)を使うべき時もあります。
大切なのは「両方を選べる体制(選択肢)を持っておくこと」です。
複数あるルートの中から、今の状況に一番ぴったりな「最適解」をご提案するのが私の仕事です。
次回のコンテナ手配の際は、「どっちがいい?」と、相談をいただけると嬉しいです!
[執筆者] 山口物流株式会社 GM 小坂
富山発着のルート構築からメインポートとの比較まで、フラットな目線で最適なプランをご提案します。どんな小さな疑問でも、小坂までお気軽にお声がけください!


